占星術においては、12星座が重要な役割を持っています。この12星座の特徴を知ることが、占星術の第一歩と言っても過言ではありません。
12星座とは、地球から宇宙を見た場合、太陽の軌道となる「黄道」上に位置した12個の星座のことです。昔の人たちは、太陽や月、そして惑星たちが、この星座のどこに位置するかを見て、世の中がどう動くのかを読んでいたのです。そして、いつの日か、この見えない法則は、人間の人生にも影響しているのだと気がついたのでしょう。
さて一般的に、皆さまが「私は○○座」と呼んでいるのは、自分が生まれた日に、地球から太陽を見た場合、太陽が何座の場所にあるか・・というのを指しています。
正確には「太陽星座」という事になります。
最近は「月星座」も注目されています。月星座は、内面の自分を表します。一方、太陽星座は、社会的な自分を表すので、本人的には月星座の方が自分らしいと、ピンと来る人も多いかと思います。もちろん他人から見たら、太陽星座そのものなんですけどね。(笑)
占星術では太陽星座・月星座だけでなく、水星は○○座、金星は○○座というように、全ての惑星の星座を調べていく事で、個性をより詳しく調べていくのです。
従って、「私は○○座だから、他の星座の事はわからない」では、不十分なのです。自分の中にも、様々な星座があることを実感しましょう。