個性占星術における未来予測は、未来を予言するものではありません。
いわゆる「当たる」「当たらない」といった占いとは、解釈の仕方も、受け取り方も異なります。
夜空に輝く大宇宙は、私たちの生命の中の小宇宙と同一であると考えられます。
星の運行は、私たちの人生に影響を与えます。時には応援のエネルギーが、時には逆風が吹くことも。
これらは、全て、私たちの生命の中で起こっている事なのです。
これは占星術の世界ではよく聞く事なのですが、例えば応援のエネルギーが来ていたとします。例えば「ビジネスの流れが良い時」とします。でも、仕事をしなければ、何も状況は変わりません。
こんな事は日常的にあるのです。
人生の大きな転機がきたとします。誰でも過去世からのカルマなどに直面する出来事は起こるのです。
こういう場合、占星術などを知らず、自分の流れを自覚していない人は、まず間違えないと言っていいほど、運命に翻弄されたように、定められた状況に巻き込まれていくのです。
しかし占星術を学び、自分の未来を予測している人は、別の道を行くことになります。
もし予測される未来が、好ましくないものであれば、対策をする事ができるからです。
数十年前は、天気予報はあてになりませんでした。しかし最近の天気予報の精度はかなり上がってきています。
天気予報を見て、雨が降るとわかっていたら、傘を持参することで、雨にも困らず活動することができるでしょう。もし台風が来るとわかっていたら、家から動かなかったりして予定を見送ることでしょう。
占星術の未来予測も全く同じなのです。
個性占星術では、未来予測は、未来に対する対策を立てる為のツールとして扱います。
今の私は、過去の私の結果です。
未来の私は、今の私の結果なのです。
であるならば、今の私を変えることで、今の私がどう生きるかによって、未来は変わってくるのです。
全てのキーは、「今の私」にあるのです。
個性占星術を学ぶことが、よりあなたの人生を有意義にするものであるように。