感情を開放する-蟹座♋️と山羊座♑️

今回はかに座さんが主役です。そしてかに座さんは多くの過去世で、やぎ座でした。

さて、人間は何回も輪廻転生を繰り返してきているので、毎回のように同じ星座とは限りません。宇宙から与えられた色々な課題を果たすために、または、バランスが崩れてしまった個性を矯正して調和するために、様々な経験をさせられているのだと思います。

従って、自分とは関係のない星座の個性を見ていても、どことなく自分に当てはまる箇所があって当然なのです。
そして冥王星のドラゴンヘッドはかに座なのです。これは今の人類共通のテーマです。私たち人類の魂の本質がかに座の示す方向に向かっているのだと解釈ができます。

本題に入る前に、少しだけ余談を話します。
私は以前に、とあるワークを受けました。そのワークの目的は、自身の心をワンネスに近づけること。自我を捨てて宇宙生命と一体になる事を目指したものと言ってもよいかもしれません。
そのレッスンのスタートは、まずは自分の内なる感情、悲しみや怒りを開放する事から始まりました。すると、自分の感情の対象となる人物と繋がる事ができたのです。そしてレッスンを進めるうちに、その不思議な人との絆の感覚が、どこまでも遠くに広がっていく感覚、地球と一体化しているかのような感覚、いわゆるワンネス体験を感じることができました。

他者の心と繋がる時は、瞬時にその人の心そのものが飛び込んでくるのです。言葉にすれば「ポン!」と飛び込んできて、一瞬でその人の考えている事、気持ち、感情が理解できてしまうのです。正確にはその人の心がそのまま自分のものとなるので、理解できて当然なのかもしれません。もはや言葉は不要です。
心に飛び込んできた想いを、言葉に出してみます。その人の言葉が、自分の口から出てくるのです。
そして、その人が訴えかけてきた心は、決して表には出していないものである事も理解できたのです。

この体験を通し、私も自分の気が付いていない心の奥底にしまい込んでいる感情に気がつくことができました。そしてその後は、普段の生活の中でも、その眠っていた感情をいつでも出せる自分に変わっていました。

もしかすると、これが人間本来の心の対話なのかもしれないと思いました。遠い未来の人間は、このように意志の疎通ができるようになるのかもしれないと、勝手な想像をしてみました。
でも、隠し事は一切できませんね。笑

今の時代の人間は、こうして「自分に正直になること」を学んで、自分の内に仕舞い込んでいる「感情」を表に出すことを学んでいるのかもしれません。

かに座さんの使命は、私たち人類共通のテーマを、先駆けて示していく役割なのかもしれないと感じました。

4ハウス蟹座♋️の基本的な特徴

1ハウスで自分を知り、2ハウスで生きる為の基本的な価値観を覚え、3ハウスでは学ぶこと、そしてコミュニケーションを知りました。
4ハウスは、人生の基底部、一番安心できるところという意味があります。従って4ハウスの基本的な意味は、家族や家庭となります。
特に、生まれた時の家庭環境や、両親を示す場合が多いです。

3ハウスには兄弟姉妹というテーマがありました。祖父や祖母も3ハウスで見ることになります。
ではなぜもっと近い存在の両親が3ハウスの後に来るのでしょうか?
幼少期の子供にとっては、両親や自分の家は、当たり前すぎる存在なのでしょう。自分の一部と言ってもいいかもしれません。子供にとって最初の「他人」は、兄弟姉妹、祖父祖母なのかもしれませんね。

まだまだ狭い世界とはいえ、一通りの周りの環境を覚えた後、初めて両親を「他人」と認識します。家の外には学ぶ場所がたくさんある事を覚え、そして家に戻ってきます。
4ハウスの重要なテーマに「帰属意識」というものがあります。自分の家こそが、一番素の自分でいられる場所のはずなのです。しかしその場所で「自分らしくいられない」ところに、かに座さんの抱えているカルマのテーマがあるのです。

かに座さんは、「感情」に問題を抱えているのです。正確に言うと、感情の出し方、表現の仕方がわからなくなっているというカルマを持っているのです。

かに座さんの特徴は、繊細で感情が豊かです。とても傷つきやすい心を持っていて、感情の起伏も激しいのが特徴です。

カニは、硬い甲羅を背中に持ち、大きなハサミを持っています。しかしよく観察すると、硬いのは甲羅だけであり、お腹はとても柔らかです。このカニの外見上の特徴が、かに座さんを象徴しています。

かに座さんは、家族を、身内をとても大切にします。外敵が来ると、大切な身内を硬い甲羅で守ります。そして身内を守る為には敵とも戦います。ハサミで攻撃するのです。
このように、かに座さんは身内意識・血縁意識が非常に強い反面、攻撃的な一面もあるのです。

かに座さんの典型的な性格ですが、身内かそうでないかの境界線がはっきりしています。信用している相手は懐に入れる優しさがありますが、一度、身内ではない=敵認定されてしまうと、ガシャんとシャッターを閉められてしまいます。一方的に態度が急変し、こうなってしまったら、閉ざされた側は、もうどうすることもできません。普段は優しいかに座さんが、途端に人が変わったように攻撃的になる事もありますね。

このように、かに座さんは味方か敵かがはっきりしています。
家族と言っても、生まれた時の家族、つまり血縁に対する想いが強いです。大人になっても血縁を異常に大切にしていたり、同族会社を作っているケースも多いですね。

10ハウス山羊座♑️の基本的な特徴

10ハウスは社会性の部屋です。家を出て社会に出た私たちが、その人生において社会の中で達成するべきゴールの場所です。

人は一人では生きられない、自分のことだけを考えて生きていくことはできない事を学んだ後、まずはパートナーとの人間関係の学びに入ります。そして人間に興味を持ち、もっと深く繋がりたい、もっと深く知りたいと思うようになります。
そしてこの世界は、たくさんの人の集まりでできているのだと理解し、社会の存在に目を向けます。個人の幸せを求める為には、私たちを取り巻く環境、つまり社会そのものを良くしないと、幸福はあり得ないと悟るのでしょう。
そして、どうすれば社会の中で役に立てるか・・そうして努力した結果、地位や名声といったものを得ることになります。

やぎ座さんの特徴は真面目で努力家、堅実な苦労人のところも。責任感が高く、目標を決めたらコツコツ努力を重ねて、大成する人も多いでしょう。非常に冷静に、客観的に自分をコントロールする事もできます。

こう特徴を挙げると、良い面ばかりが際立っていますが、逆に見れば、社会で貢献するために、自分のエゴを押し殺してきたんだろうなと想像がつきますね。自分の為の様々な欲望、そして社会の中では不要な感情、特に自分の弱みを出さないで頑張り続けた結果、社会的な評価を得ることができたのでしょう。

かに座さんの過去世はやぎ座です。やぎ座の特徴を見ただけでも、欠けてしまった心が見える気がします。かに座さんのテーマは、人間としての素の「感情」を取り戻し、その感情を、素直に表に出す事を学んでいくのです。

山羊座♑️の過去世で失ってしまったもの

かに座さんは多くの過去世で、やぎ座としての人生を送ってきました。
多くの過去世では、社会的権威の高い、大きな宗教施設の中で、俗世間から離れた生活を送ってきました。
または社会的に地位や名誉のある、政治家や領主など、組織の長の立場だったこともあるでしょう。

いずれにしても、家族と離れ、普通の世俗的な体験からは離れた世界にいました。そこでは、自分の欲を捨てて生きることを求められていたと想像できます。自分の本能的な欲、感情、五感の喜びなど、誰もが毎日普通に感じている感覚を閉ざすことを余儀なくされ、そこに置かれた社会的使命を果たすことに人生を費やしていました。

このような人生が続くと、自分の中に人としてあるべき感情が出せなくなっていく事は安易にイメージできます。社会で自分の使命を果たす為には、感情は邪魔なものと思うようになっていくのです。これがかに座さんの抱えている本源的なカルマです。

かに座さんの人生においては、過去世でずっと望んでいた家族の暖かさに包まれています。家族を大切にしようという想いが人一倍強いのです。そしてそれは、自分が家族を守ることで、家族にも守って欲しいという願望をも持っているのです。

これはどんな星座にも当てはまりますが、過去世の魂の記憶は、今世の幼少期に受ける体験として思い出されることになります。人生における悩みや苦悩の原因は、幼少期のトラウマから起こっているとの科学的な見地がありますが、その更に根源は、過去世の記憶にあるのだと思います。

例えば、両親に感情を出してはいけないように躾けたられた経験です。「男の子は泣いちゃダメ」「お姉ちゃんだから我慢しなさい」このようなよくある一言でも、過去世の過酷な体験を思い出させる鍵になってしまうのです。

そしてかに座さんのカルマは、押し殺してしまった感情が無くなってしまったわけではないのです。むしろ、今世のかに座さんは誰よりも感情豊かに生まれてきているのですから。問題は、感情を正しく表現できないところにあるのです。

長くなりましたので、具体的な続きは次回に考察します。