太陽星座とノードで見る捉え方の違い

最近「星座の本質」シリーズを始めるようになって、生命の個性占星術の新旧の受講者様から、いろいろな質問を受けるようになりました。
その中で一番多いのが、過去世のカルマと今世の使命に関して、太陽星座で読むのと、ノード=ドラゴンヘッド・ドラゴンテイルで読むのは、どう違うのか?という質問でした。
今回は、このテーマを改めて解説したいと思います。

太陽星座で読む過去世のカルマと今世の使命

まず、太陽星座の対極にある星座には、皆様が過去世で経験してきた人生が示されています。そして太陽星座には、今世の人生の生き方が示されているのです。

太陽は自分自身のことです。自分の自我とかエゴであるとも言えます。
これは言い方を変えれば、人間の顕在意識で意識している「自分自身」のことと言えます。
もうちょっとわかりやすく言えば、自分で感じている自分のことですね。

だから太陽星座の対局から、これがあなたの過去世なんだよ、これがあなたのカルマだと、と言われた場合、「あぁ、なるほど」「そうだろうね」と理解しやすいという事なのです。
そしてカルマと言っても、魂に刻まれた「癖」のことなので、癖は気がついてしまえば、直すのも簡単なのです。

太陽星座で読む、過去世からのカルマと、それの克服の仕方は、いわば宇宙から与えられた、「本番の前の練習」みたいなものと解釈してください。

では実際に、どうすればカルマを克服できるのか?自分の悪いところに着目して、直そうと努力すれば良いのか?と言われた場合、意外とこれは難しいと思います。常に自分を客観視しないといけない。そもそも癖は、無意識に、感情と共に発動するので、それを抑えつけるのは決して簡単なことではないと思います。

だから太陽星座に答えがあるのです。
要は、太陽星座らしく生きればいいのです。太陽星座は、あなた方がこうやって生きれば一番輝いて生きていけるよ、と示されたものです。つまり、星座の特徴を知らなくても、その特徴のまま生きていることがほとんどです。

答えは簡単でしたね。より自分らしく、自分の個性を活かして生きていく事で、過去世のカルマは克服していくことができる・・という事でした。

太陽星座は、宇宙が与えてくれた、私たちが今生きていく「使命」そのものなのです。

過去世のカルマと今世の使命の読み方

さて実際には、もっと詳しく調べることができます。
太陽星座だけ、ノードの星座だけから読む方法を解説していますが、これだと近い誕生日の人は皆同じになる・・ことになりますね。

近い誕生日の人は、その時代に合わせた共通したテーマを持って生まれてきている・・と捉えてください。

実際には、もっと深く過去世を読み解いていく事ができます。

例えば、水星のドラゴンテイルには、過去世の思考やコミュニケーションのパターンが示されています。
金星のドラゴンテイルには、過去世の価値観や愛情のパターンが示されています。
火星のドラゴンテイルには、過去世の行動や怒りのパターンが示されています。

〜そして冥王星には、過去世からの魂そのもの、そして魂の向かう先が示されています。
もちろん冥王星にも、ドラゴンヘッド、ドラゴンテイルがあります。

これらのポイントが、どのハウスに入っているかで、その分野がわかります。
また、他の惑星とどう関係しているか(アスペクト)で、その強弱や影響の出方がわかります。
惑星の度数などで、成熟度もわかりますね。

ここまで読むことはできますが、お腹いっぱいになります。笑
なので、自分にとっての一番重要なポイント、「一凶」に目を向けた方が良いでしょう。

ドラゴンテイルは過去世のカルマを示す

ここで言うドラゴンテイルとドラゴンヘッドは、月の〜と言う意味になります。

占星術において、月はある意味、太陽よりも重要になります。月こそが人間の内面を表すからです。

月の本来の意味は、私たちの精神的なパターン、感情的なパターンを示します。
また太陽が、自己認識できる「意識」を表すとしたら、月は「無意識」を表します。

私たちの無意識の精神や感情のパターンは、過去世からの影響にあると言って良いですね。

私たち人間は、幾世もの過去世の人生を送ってきています。占星術においては、一回前の前世はこうだった、二回前の人生はこうだった・・と具体的に過去世が読めるものではありません。

であるならば、月のドラゴンテイルが示している過去世とは・・?

月のドラゴンテイルには、無意識の心が表れている事になります。これは、今世に一番影響を与えた、インパクトが最大級だった過去世の記憶・・と捉えることができます。
生命に一番強い記憶として残っているもの、それがチャートに表れているのでしょう。

よく人間の生命や輪廻転生を、海と波に例えます。
宇宙生命を海とすると、波が人間の生死の流転です。

この例で言えば、ある時、海底火山が爆発した。そして波が動き始めた。
その波は、時には海に一体化し、時には波として海面に姿を表し、これを繰り返しているのが生死の流転だとイメージできますか?

こう捉えた場合、月のドラゴンテイルで体験した過去世の人生は、何度も何度も同じような人生を繰り返してきたのではないかと考えられます。なぜなら、カルマ消えてませんよね?笑 繰り返している証拠です。

月は無意識の精神や感情を示します。と言う事は、どうやってこういう精神状態になり、この感情が生まれたのか?という疑問が浮かんできます。
つまり、月の情報からは、その時の「人生そのもの」が見えてくるのです。月のドラゴンテイルには、過去世の人生パターンが示されているのです。

カルマ克服のヒントは、ドラゴンヘッドの今世の使命にある

さて、ここでドラゴンテイルに隠されている過去世のカルマは、決して生やさしいものではありません。また無意識のものなので、本人が自覚しにくいという特徴があります。

実際に、ドラゴンテイルの度数が低い人は、それだけ経験値が未熟という意味にもなります。このような方にドラゴンテイルの過去世を読み解いた場合、「私の事じゃない」となりがちです。全く自覚できていないのです。最終的には「外れている」と言われます。笑
ところが客観的に見ていると、度数が低い人ほど、純粋にその特徴が表れているのですが・・本人は全く自覚してないんですよね。

過去世の経験がそこそこの人に読み解きます。まぁまぁ自覚してます。でも同時に無意識的な強い「恐れ」も持っています。これはカルマが発動してしまう事への恐れでしょう。「またあの苦しい体験をするのか?」と無意識の自分が感じている気がするのです。
だから「怖い」となるケースが多い。目を向けたくないのでしょうね。
不思議なことに、カルマに直面する直前に、占星術そのものから離れてしまう人をたくさん見てきました。本人に自覚がなくても、深層心理ではわかっているのでしょう。だから怖くなるのです。

唯一、もうカルマに直面している人は、カルマに向き合うしかない。要はカルマを克服する答えが欲しいのです。だから正面から向き合う傾向にあるようです。

では宇宙は、なぜこんな大事なヒントを残してくれているのか?

そもそも意識と無意識は、目的が全く違う場合があります。
私たちの意識であるエゴは、カルマの困難など体験したくもありません。誰でも辛い思いはしたくないでしょう。でも無意識は「やっと成長できるチャンスが来た!」と喜んでいるのかもしれないのです。

そしてそのヒントこそ、ドラゴンヘッドに隠されています。ドラゴンヘッドの示す、使命の通りに進んでいけばいいのです。もし既にカルマに直面してしまっていた場合でも、それを超えた後の、生命が本当に望んでいる結果が示されているのですから。

乗り越える方法は、太陽星座と同じです。ドラゴンヘッドらしく生きていくのがポイントなのです。
だから太陽星座の示すカルマの課題は、本番が来る前の練習なのです。

様々な星座の課題を学んでいると、具体的なポイントはもちろん異なります。しかし、全体の流れは、どの星座も同じなのだと気が付きます。
それを学べることが、既に特権なのだと気が付きましょう。

宇宙は、私たちを不幸にするレールは引いていません。
全てのレールは、私たち人間が、より幸せになる道に続いているのです。